しねり弁天たたき地蔵
昨日は小出の中心街で、しねり弁天たたき地蔵のお祭りが催されました。夕方、銀行に小銭を入金するために、柳原から横町に入る交差点に車で差し掛かると、小出橋を駅の方面からゾロゾロと高校生くらいの若い人たちが街に入って行くのが見えました。只見線で来たのか?上越線で来て小出に友達がいるのか?今日は銀行の駐車場は祭りの本部になり使えないので、実家の稲荷町に車を入れて銀行に入ると、これまた本町通りが魚沼市にこんなに若者がいたのか?!と思う大混雑です。以前は6月30日に固定して開催していたものが、数年前から最終土日に変わったそうで、客層が学生中心なら正解でしたね。
諏訪町の弁天様は、昔は狭い小路を通ってお参りに行きました。今はありませんが冷たい清水が湧いていて、まだアイスクリームもない時代、その水を汲んで当時は貴重だった砂糖を溶かして飲むのが、祖父の子供の頃のご馳走だったと聞いています。狭い小路を通る時に、女性のお尻をしねり、怒った女性がしねった男性を叩くことで、馴れ初めが始まる男女の出会いの場を提供する風習だったようです。たたき地蔵は観音寺様のお地蔵様で、今でも隣の小出保育園の園児達が並んで夕方に「お地蔵様、さようなら!」と帰りの挨拶をしています。しねり弁天たたき地蔵は、たぶん今の世でも彼氏彼女ができる場になっているのでしょうね(笑)