令和7年度・保険取扱研修会
写真は開始前の風景でまだ閑散としていますが、今日は新潟市万代市民会館の多目的ホールにて表記があり、11時43分の新幹線に乗って行って参りました。金子益美会長の挨拶では、柔道整復ガイドラインの作成に関して、足関節捻挫の前距腓靭帯を描出したエコー画像を1,000点程度、各会員から提供をお願いする見通しとのことで、そのうちマニュアルが来るのでしょうが、同じような画像を千枚も集める意義がイマイチよくわかりませんでした。しかも同じことを全身30箇所行うとのことで、エビデンスというものは、なかなか面倒みたいです。講演の最初は関東信越厚生局新潟事務所様で、「柔道整復師の施術に関する制度」を豊富な資料をかいつまんで効率的にポイントをお話していただきました。次は全国健康保険協会新潟支部様から「療養費申請と協会けんぽの取り組みについて」お話があり、特にマイナ保険証をお持ちでない患者様に発行される資格確認書が11月頃をピークに発送されるとのことでした。新潟県国民健康保険団体連合会様からは「連合会における療養費請求等の状況について」人口減少等に伴い月に900件ずつ毎年請求が減っていること、給付割合の誤りが返戻理由としてダントツに多いこと、柔道整復療養費のオンライン請求導入にワーキンググループを立ち上げ、実施に向けた取り組みがされていることなどのお話がありました。最後に本会の市川保険部長より「広告ガイドラインについて」無資格者の取り締まり強化に伴い、柔整でもガイドライン遵守を徹底していただきたい、規制が緩いとされるインターネットのウェブサイトやSNSにおいても基本的な考え方は一般広告と同様である趣旨でお話がありました。
今回は欠席すると、欠席者講習は設けないとのことで、そこを見越してお休みの先生もあったように思われますが、会の催しは年数回しかないので、そこを逃すと世の流れに確実に遅れてしまうように思われます。久しぶりに広報委員会の面々に会うと、佐藤大輔先生の他に上越ブロックから柏崎の茂野浩祥先生が新任されていました。広報部長も大橋理事から新任の高見理事に交代していました。私と一緒に仕事をしたのは、とうとう下越・新潟の近藤先生ことコンちゃんだけなりましたね。後輩の指導をよろしく頼みましたよ(笑)